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  • 寒疝
  • (カンセン)

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(セン)
寒疝と呼んだ病気は、腹が冷えて痛む病気を指したものであるが、後世になると「疝」という病名を設け、これをまた種々に分類して非常に複雑なものになっている
  1. 疝の患者は冷え症であり、冷えることによって症状が増悪する
  2. 疼痛(腹の痛む場所)が移動する
  3. 痛む場所を掌などで按圧していると楽である
  4. 症状に消長があり、発作性に起こる傾向がある。
  5. 慢性に経過するが、死の転帰をとることが少ない

金匱要略》では胸痺、心痛、短気病脉證治の次に、“腹満、寒疝、宿食病脉證治”の篇がある《大塚敬節》







寒疝(かんせん)
  • 睾丸が冷たく、詰まって固く石のようで、陰茎が立たず、つって痛む。臍を繞りて痛み、上って心胸に連り下って陰嚢に控え、苦楚忍ぶべからざるもの。
  • 原因:湿地に座るor寒いときに風冷をがまん






寒疝の漢方薬

[禹功散]

[烏頭桂枝湯]

[加味五苓散]

[桂枝加附子湯]

[三因葱白散]

[四神丸]

芍薬甘草附子湯
  1. 此方に大黄を加えて、芍薬甘草附子大黄湯と名く。寒疝、腹中拘急し、悪寒甚だしく、腰脚攣痛し、睾丸ソ腫し、二便通ぜざる者を治す。奇効あり。《類聚方広義》

[青木香元]

[当帰四逆加呉茱萸生姜湯]《傷寒論》
  1. 古人が寒疝と呼んだ腹痛に用いられるもので、其の疼痛は下腹部に始まり、それより上に攻め上げるのが特徴です。鼠径部のあたりから始まり、或いは恥骨のあたりから起こり、或いは腰からくることあり、それが胸脇にまで攻め上り、或いは肩背にまで波及し、或いは頭痛となって現れることがある。《大塚敬節》
  2. 1男子、右腰部より右側腹にかけて、名状しがたい不快感と軽い疼痛を訴え、右項部にも、たえず不快感があり、すでに数年、あらゆる治療を受けたが、少しも奏効せず、神経症として、ついに相手になってくれる医師もないという。その患者がひどい冷え症であることと、症状が上下にわたって現れている点に注目して寒疝と診断し、この方を用いたところ、数年の苦痛が拭うが如くに消失した。《大塚敬節》

[当帰四逆湯]《衛生宝鑑》

[幡葱散]

[羊肉湯]








    
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