幹細胞
=増殖を繰り返す細胞の1つ。
増殖を繰り返す細胞には
  • ・リンパ球
  • ・ガン細胞
  • ・幹細胞
がある。

リンパ球は体内に侵入したウイルスなどの抗原の刺激を受けると、増殖して免疫グロブリンを大量に分泌し侵入した異物と闘う。
ガン細胞は外界からのコントロールがきかず増殖を続ける。
幹細胞も無限に増殖を続けることが可能だが、ガン細胞と決定的に違うのは、分裂した後に分化して機能の異なるさまざまな細胞に育つ点だ。幹細胞から育った新しい細胞が置き換わることで、血液や皮膚・腸など体の臓器・組織は維持されている。

最近では、生まれてから後は死ぬまで新しい細胞に置き換わらないと思われてきた脳や筋肉にも幹細胞が存在し、細胞が入れ替わっていることが分かってきた。このため専門家の間では、幹細胞を使えば傷んだ臓器などを治療できるのではないかと考えられている。

こうした先端医療で期待されているのがパーキンソン病などだ。
パーキンソン病は
ドーパミンという神経伝達物質をつくる神経細胞だけが死ぬ神経変性疾患で、手足のふるえや筋肉の緊張、ゆっくりした動作などの症状が見られる。50代〜60代を中心に多い病気だが、パーキンソン病を患いながらも活躍を続けている人たちが世界中にいる。
治療法が確立されていないアルツハイマー病はと異なり、病状が軽い初期に薬物療法、ドーパミンの補充療法や脳の外科手術などの治療で対応できる。しかし、一旦、症状が進行すると、手の震えや緩慢な動作はこうした治療では対処できなくなる。そこで、専門家が注目したのが幹細胞を使った治療だ。
米国のバイオベンチャー企業ジェロン社は、6ヶ月以上にわたりヒト幹細胞を試験管内で培養することに成功。
(白澤卓二・東京都老人総合研究所研究室長)2003.3.2
 
 
ムサシ遺伝子
神経細胞が生まれる基になる神経幹細胞の中で働く特定の遺伝子が、幹細胞を増やす働きをすることを慶応大学医学部の岡野栄之教授らがマウスでの実験で確認した。パーキンソン病など脳の病気の患者を対象とした健康な脳細胞を再生する治療につながる可能性がある。
この遺伝子は「ムサシ遺伝子」と呼ばれ、岡野教授と岡崎国立共同研究気候基礎生物学研究所の中村真助手らが1994年にショウジョウバエの突然変異体から発見した

 脚の神経を再生
 「北里大学の天羽康之研究員らのグループが、毛の根元から採取した細胞を移植して脚の神経を再生する動物実験に成功した。
移植したのは様々な組織に成長する「幹細胞」の一種で、皮膚から容易に採取できる。けがや病気で傷ついた神経組織の修復に応用できる可能性がある。2005年11/22付けの米科学アカデミー紀要に掲載。
研究グループが移植したのは、毛の根元にある『毛包幹細胞』と呼ばれる細胞。毛や皮膚・神経など様々な組織の細胞に変化する能力がある。
実験ではマウスの脚の神経を切断し、毛包幹細胞を培養して移植した。12週間後には再び普通に歩けるようになった。

 臨床
心筋梗塞・・(骨髄から)
  • ・国立循環器病センター、大阪大学

骨の壊死・・(骨髄から)・京都大学
脳梗塞・・・・(骨髄から)
  • ・国立循環器病センター、札幌医科大学

乳房再建・・・(脂肪から)・・・九州中央病院
足の血行障害・・・(血液から)・・・千葉東病院




 間葉系幹細胞
 幹細胞=受精卵から発生するまでの初期段階の細胞のこと。

3つの発生系統に分かれる。
それぞれの臓器や組織を形成する。


@(内胚葉)⇒肝臓・消化管・甲状腺

A
(外胚葉)⇒脊髄・脳・表皮

B(中胚葉)⇒骨・心筋・骨格筋・軟骨・腱・脂肪
  • =間葉とも呼ばれる。

間葉系幹細胞
  • =中胚葉の臓器や組織に分化する能力のある幹細胞。

 
 







チェック
細胞膜細胞分裂」「細胞の情報伝達」「人体をつくる組織」「染色体」「病気」「アポトーシス」「オートファジ」「ホルモン異常ガン幹細胞 








    
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