SLEの漢方薬 |
温清飲
越婢加朮湯
黄連解毒湯
桂枝茯苓丸
五苓散
柴苓湯
三黄瀉心湯
十味敗毒湯 小柴胡湯
真武湯
猪苓湯
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
当帰芍薬散
八味地黄丸
白虎加人参湯
防已黄蓍湯
補中益気湯
六味丸 |
エリテマトーデス |
(紅斑性狼瘡)
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主なエリテマトーデス(LE)
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SLE Systemic Lupus Erythematosus |
=「全身性紅斑性狼瘡」
この疾患は
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日光浴が危険 |
子供では血管に炎症が起こるのが、この病気の本体と考えられている。
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食事に注意→ヘイキューブ (副作用でSLEになる医薬品)
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全身性エリテマトーデスの症状 |
SLEの症状は
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全身性エリテマトーデスの検査 |
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全身性エリテマトーデス 診断基準・アメリカリウマチ協会 |
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以下の11項目から4項目以上陽性なら・・・SLEと診断してよい。 | |
顔 面 紅 斑 |
「頬骨隆起部の、扁平あるいは隆起性の持続性紅斑、鼻唇皺襞は避けることが多い。」 →「顔が赤い」「紅斑」 |
円 板 状 皮 疹 |
癒着性角質性鱗屑および毛嚢角栓を伴う隆起性紅斑。 古い病変部に萎縮性瘢痕の起きることがある。 |
光 線 過 敏 症 |
患者の既往歴あるいは医師の観察による日光曝露に対する異常反応としての皮疹。 |
口 腔 潰 瘍 |
医師の観察による、通常痛みを伴わない口腔あるいは鼻咽頭潰瘍。 |
関 節 炎 |
2カ所以上の末梢関節の、圧痛・腫脹あるいは液貯留を示す骨破壊を伴わない関節炎。 |
漿 膜 炎 |
a.胸膜炎:
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腎 障 害 |
a.1日0.5g以上の持続性タンパク尿。
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神 経 障 害 |
a.ケイレン発作:
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血 液 異 常 |
a.溶血性貧血:網状赤血球増加症を伴う。あるいは、 b.白血球減少症:2回以上にわたり4000/mm3以下。あるいは、 c.リンパ球減少症:2回以上にわたり1500/mm3以下。あるいは、 d.血小板減少症:10万/mm3以下。 原因薬剤のないこと。 |
免 疫 異 常 |
a.LE細胞・・・・陽性。あるいは、 b.抗2本鎖DNA抗体・・・異常高値。あるいは、 c.抗Sm抗体・・・陽性。あるいは、 d.梅毒反応の偽陽性。
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抗 核 抗 体 |
a.免疫蛍光法orそれに相当する方法による抗核抗体の異常高値。 b.経過中のいかなる時点でも良い。 c.ループス症候群を誘発しうる薬剤を投与されていないこと。 |
N K T 細 胞 |
発症にはNKT細胞が関係? 「全身性エリテマトーデスという病気がある。 発熱や関節炎、腎臓などの臓器障害といった様々な症状が体中に出る難病で、若い女性に多い。 この病気は、細菌やウイルスから体を守るはずの免疫系が、どういう訳か自分の臓器や組織を攻撃するために起きる。 いわゆる自己免疫疾患の1つである。 免疫抑制剤などで症状を抑える治療をする。 千葉大学医学部第二内科のチームは、全身性エリテマトーデスの患者5人と健康な4人の血液を検査した。「NKT細胞というリンパ球の一種が、発症に関わっているのではないか」という推測を確かめるためだ。 NKT細胞は、T細胞とNK細胞という別々のリンパ球の特徴を同時に持つユニークな免疫細胞である。血液を分析した坂本明美医師は言う。 「患者の血液中には、ある種のNKT細胞が、最も多い人でさえ、健康な人の1/10しか存在しませんでした。全く検出出来ない人もいました」 NKT細胞が少ないことと発病は、どのように関係しているのか? 「誰でも、体内には自分の臓器や組織を攻撃する免疫細胞が存在します。通常は、こうした乱暴者をNKT細胞の一種が抑えているので、多くの人が健康でいられるのかも知れません」。研究チームの責任者、岩本逸夫・助教授は、そう分析している。 こうした見方を裏付ける実験データがある。千葉大医学部の谷口克教授(免疫学)は、自己免疫疾患を起こしやすい性質のマウスへ、NKT細胞 の働きを抑える注射をした。案の定、何も注射しなかったマウスに比べ、早く自己免疫疾患を発症してしまったと言う。 同時にこのとき、自己組織を攻撃する乱暴者の免疫細胞の数も増えていた。谷口さんは「NKT細胞 というブレーキが無くなると乱暴者が暴れ出し、自己免疫疾患が発症する事がわかったのです」と説明する。 NKT細胞 が少なくなるのは、全身性エリテマトーデスの患者だけではない。 関節が変形する[慢性関節リウマチ]とか口の中や目が乾く、[シェーグレン症候群]とか、他の自己免疫疾患の患者でもNKT細胞 が減少していたと報告されている。 |
自 己 免 疫 疾 患 |
(RAPL) 2011年、関西医科大学と関西学院大学の研究チームは、リンパ球などにある特定のリンパ球が異常に増えると、正常な細胞を異物とみなす自己抗体ができて腎炎を発症することをマウス実験で突き止めた。 関西医大の木梨達雄教授と関西学院大の片桐晃子教授らの成果で、米科学誌イミュニティー(電子版)に掲載。 注目したのはタンパク質の「RAPL」。 これはリンパ球などにあり、リンパ球が移動したり他の免疫細胞とくっつく際に働くことが知られていた。 研究チームはRAPLを作る遺伝子を持たないマウスを作製し、観察。 マウスは生後約10ヶ月で、自分の正常細胞を異物と見なす自己抗体ができ、腎臓にたまった。自己免疫疾患の「ループス腎炎」を発症した。 ループス腎炎は全身性エリマトーデス患者にも起こる。 約3割のマウスではリンパ球がガン化する白血病も発症した。 RAPLには、リンパ球の細胞周期を調節し過剰に増えないようにブレーキ役となっているタンパク質の動きを制御する働きもあった。 マウスはRAPLが無いためにリンパ球が異常に増えていた。 |
好 中 球 |
2011年、関西医科大学と米テキサス大学MDアンダーソンがんセンターなどは、SLEが発症する仕組みを解明した。 免疫細胞の「好中球」からDNA(デオキシリボ核酸)やペプチド(タンパク断片)の複合体が作られて抗体と結合、別の免疫細胞である「樹状細胞」の中に入り込み、病気の直接の原因である生理活性物質のインターフェロンの過剰生産をもたらしていた。 成果は米科学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(電子版)に掲載。
細胞活性化の仕組みを調べた。 DNAは2種類のペプチドと複合体を形成しており、全体が好中球が作る網の目状の細胞成分にくるまれていた。 実際の患者は健康な人と比べて、血液中の自己抗体やインンターフェロンの量が多かった。患者はインターフェロンが多くなり、複合体や自己抗体作りが促進され、さらにインターフェロンが多く生産される悪循環が起きていた。 |
プラキニル(ハイドロキシクロロキン) |
抗マラリヤ薬をつかう
第3相臨床試験
2015年、「ブラキニル」承認
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ミコフェノール酸モフェチル(商品名:セルセプト) |
(免疫抑制剤) SLEによる腎炎に。 |
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