ビタミンK |
ビタミンK
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ビタミンKの種類
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ビタミンKの生理作用
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ビタミンKの基準値
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ビタミンKの検査
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ビタミンKの欠乏症 |
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ビタミンKの欠乏症の原因
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K | 含有する食品 緑黄色野菜:(フェイロキノン)
納豆・チーズ:(メナキノン) 卵黄 |
玉川大学農学部の竹中哲夫教授らは、おからを発酵させて、骨粗鬆症などに予防効果があるビタミンKを生産する技術を開発した | |
K2 | ビタミンK2は14種類に分けられる 卵黄やバター・チーズなどに含まれる『VK2-4』を日常的に摂取すると、骨粗鬆症の予防効果が期待できる実験結果を、国立健康・栄養研究所などがまとめた。 2007年11/15の日本骨粗鬆症学会で発表 研究チームは、閉経後の健康な女性40人を20人づつ2グループに分けてテスト。ビタミンK2-4を1日1.5mg飲んだグループは、偽薬を飲んだグループよりも骨の形成が進んでいることを示すことが血液の指標で分かった。 ただ、予防目的で日常的に少量すつ摂取したときの効果は不明だった |
微生物が呼吸するのに欠かせないもの 大腸菌や納豆菌、乳酸菌では合成の仕組みや途中の生成物質も詳しく解明されている。しかし、ピロリ菌や食中毒を引き起こすカンピロバクター菌では、大腸菌などでビタミン合成に関与する遺伝子が見つからず、どのような経路で作られるのかが不明だった。 富山大学のチームは、病原菌の遺伝子をもれなく分析し、ビタミンK2を合成している4種類の新しい遺伝子を突き止めた。原料となる物質は大腸菌などと共通だが、途中で作られる化学物質は全く別だった。 成果は2008年9/19サイエンスに掲載。 |
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肝 臓 ガ ン |
肝臓ガンの成長阻害 米ピッツバーグ大学がん研究所のグループはビタミンK化合物に肝臓ガンの成長を阻害する効果があることを突き止めた。現在、動物実験中で、2年以内に臨床試験を開始する計画。肝臓ガンは患部の切除か、臓器移植しか治療法がない。ビタミンK化合物が人間でも肝臓ガンの抑制効果があることが確認できれば、新たな治療の道となる。 研究グループはマウスに「Cpd5」というビタミンK化合物を投与したところ、毒性を示すことなく肝臓ガン細胞の成長を抑制する効果を確認できた。Cpd5は肝臓ガン細胞の中にあるチロシンリン酸酵素の働きを阻害して、ガン細胞を死滅させる働きがあるとみられる。組織培養の実験では肝臓ガンの細胞だけでなく、乳ガンや悪性黒色腫の細胞にも効果があるという。 肝臓ガンは3大がんの1つに数えられ、米国では97年だけで約15000人が死亡している。肝臓ガンの主な原因はウイルスによる感染の他、慢性的なアルコール依存症などが挙げられている。先進国ではガン患部の切除や臓器移植による治療が行われるが、臓器移植は費用が高いうえ、深刻な臓器の提供不足に直面している。 ピッツバーグ大学肝臓ガンセンターのカー所長は「人間でも動物実験と同様の効果が確認出来れば、臓器移植を待つ患者のリストから何人かの患者をはずすことが出来るようになるかも知れない」と話している。 |
相 互 作 用 |
薬との併用で問題 [ワルファリンカリウム]・・・
ビタミンKと拮抗作用があるもの(拮抗物質):
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体内に吸収するメカニズム
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チェック![]() |
「ビタミン」「新生児メレナ」「肝臓ガン」「ワーファリン」 |
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