ヤドクガエル |
実例
(成分)
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種 類 |
「Dendrobatides」 「Colostethus latinasus」 |
鎮 痛 物 質 |
鎮痛物質を人工合成 中南米に生息する希少動物のヤドクガエルから取れる鎮痛物質を人工合成することに、東京薬科大学の樹林千尋教授らの研究グループが成功した。 この物質は鎮痛作用が強く、麻薬性もないため、ガンの痛みを抑える鎮痛薬の有力候補と見られている。 人工合成したのは『エピバチジン』と呼ばれる鎮痛物質。本来はヤドクガエルの皮膚を煮詰めた煮汁の中に含まれ、鎮痛効果がモルヒネの200倍。ただ毒性もあり、鎮痛薬にするには類似化合物の中から毒性のない物質を探す必要がある。 合成ではメントールと呼ばれる物質を核にして原料を次々に反応させ、最後にメントールを取り除き、天然のエピバチジンを作り上げた。合成法は類似化合物づくりにも使える。 |
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